蛙鳴蝉噪

あめいせんそう:役に立たぬ議論や、内容のない文章のたとえ / そんなわけで小説とも言えないような駄文書きによる駄文置き場です。JOJOをこよなく愛す腐れ女。

【アーベル】please me!

ヘルシングにはまりました。

ベルナドットにも浸かりました。

というわけでアーベル駄文です。微エロです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「っあ…んん、く」

首元に頭がひとつ埋められている。そいつは皮膚に牙を突き立て、血がぷくりと玉をつくって出てくるのを見ては卑しく笑い、舌でその血をすくった。
漏れ出す嬌声が止められない。
唇をこれでもかというほど噛みしめ、襲う快感に耐える。
己の顔の下にいるアーカードが、じろりと目を此方に向けた。

「勿体無い」

え、と俺がぼやくと同時、長い舌が口元へ向かうのが見える。どうやら噛む力が強すぎて、皮が破れて血が出ていたようだ。
マズイ。思ったときには既に手遅れで、舌がじっくりと口からしたたる血を味わっていた。

「ぉい、あ…ァッ」

化物に血を舐められるだけで、躰がじんわり熱くなる。息が荒くなっていく。逃れようとしてやったことが、逆に自分を追い詰めてしまった。
それでも得られる快楽は絶頂するには事足りずに、直に触ってほしくて。覆いかぶさっている化物の太腿は足を割って間に入っている。だから多分、旦那は気付いてるはずだが。

「触ってほしいのか」

どきりと心臓が一際大きく鳴った。紅い瞳がじっと覗きこんでいる。期待で背筋がぞくぞくするのを感じていた。

「…ぁは、分かったんすか」

「顔に出ている」

ずい、と鼻と鼻がぶつかり合うくらい、顔が近くなる。
鉄の臭いも濃く香るほどに。

「言う事があるだろう?」

「…は」

呆気にとられる俺を見て、化物は更に口角を吊りあがらせて笑う。


「お願いします<please>、が」

 

 

 

 

クッソ飽きた

【承DIO】いけない子

☆承DIO

☆けっこう甘め

☆やっぱり駄文

 

以下の記述でも大丈夫な方はスクロールからどうぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

分厚くたくましい指が肌の感触を確かめている。耳の形を変えぬように撫でたり、背中の骨をなぞったり。色々な箇所に滑らせていた手が、太ももの位置に定着した。掌でゆっくりと撫であげては、手つきが色気を持ったものに変わっていた。


「今日はだめだ」


盛りのついた男の唇に人指し指を這わす。
獣のような目がわたしを見つめ、チィと罰の悪そうに舌打ちした。
普段の落ち着きのある深緑と一変し、今の男の目はギラギラ輝き今にも食らいつきたそうに訴えていた。

わたしの這わせた指を噛み、ブツ、と肉を弾けさせる。そこから流れ出だした血を一滴も残さぬように舐めとる様を見て、どっちが吸血鬼かわからないものだな、と我ながら思う。


「私は慈しまれるのは好きではないんだがな」


ちらりと黒目が覗き込んだ。まだ瞳の奥には欲求が渦巻いていて、食い時を狙っているように思えてしまった。


「メスは黙って事実を受け入れな」


フン、と得意げに鼻を鳴らした。なんとも下品な口説きだ。
元からあのジョナサンの玄孫には思えぬ言動と横暴さを持っているとは思っていたが、こんなにも獣じみた奴だとは。

全くお前はどこからそんな言葉を学んだのだ、とわたしが呆れを含んだ言い方をしたのが気に障ったのか、承太郎はムッとした表情で迫りくる。


「さあな。ただ、」


一旦そこで言葉を区切って、空気をいっぱいに吸い込み、また口を開かせた。


「俺はいけない子だからなぁ」


お前が教育してくれよ、DIO。と。
馬鹿正直な言葉に、息が詰まってしまいそうだ。真っ直ぐに向けられた視線が痛くて仕方ない。
この男の甘い声に翻弄されて、結局わたしは受け入れてしまうのだな、そう悟ったころにはもう体はやわらかいクッションへ沈みこんでいった。

 

【承DIO】一つの星

 

※ジョナ←ディオ前提の承→DIO

※甘い要素はゼロです。ふざけんな!って方はUターン推奨

※ほぼDIO様が語ってるだけのけっこうな中二病あふれる文章

 

そんな文章でよければスクロールでどうぞ↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジョジョ

ジョナサン・ジョースター

愛しい我が兄弟の名を賛美歌のように口ずさむ。満たされたグラスの紅色が瞬くと、背後で承太郎の唸るような、低く低く、だがハッキリとした言葉の一文字一文字が鼓膜に伝わってくる。唇が開閉するのを、ただぼんやりと。本当にぼんやりと、耳に入る言葉と共に、グラスに映った承太郎を瞳へと流し入れた。

 

 

「お前は……DIO、お前はどうして、おれじゃあないんだ」

 

 

たわごとだ。奴がわたしに語りかけるセリフは、何の面白みもない。

手に持っていたグラスに満たされる血液よりも、全く味気のない…同じ人物のものというに、こうにも味が違うとは。本当に、たわ言。

酷いジョークを聞いているほうがマシ、というとかなり大袈裟だが、そのくらいに。せめてもの感想を言うなら「ああ、またか」という感じ。口からこぼれ出た溜め息を、ゆらぎ映る承太郎へと向けた。

 

 

「何故?どうして?何度もその答えを言ったことだろう………わたしは貴様を選ぶとか選ばないとか、そういう感情は持ち合わせていない。貴様はジョジョとは違うのだ。格段と違う。貴様はジョジョじゃあないのだ…空条承太郎。わたしにとって、それだけの存在であるということだと」

 

 

正直、わたしはもう飽き飽きしていた。奴は毎回同じたわ言を吐き、わたしがたわ言に対する返事はいつだってこうだ。口うるさくて仕方ない。いっそ奴を殺してしまおうか?なんて思ってもみたが、やはりこいつの血はそこらの若い女の血よりもよく馴染むし、暇つぶし程度のオモチャというだけなのだから、まあ、今のうちだけだろう。可愛いものだろうともう辛抱している。だからこいつは今生きている。いや、生かされているのだ、わたしに。

 

そうして承太郎はグリーンの目を悲しみの色で染め、やはりわたしにこう言った。どうしようもないような、酷い妄言をわたしに語りかけるのだ。

 

 

「いいや同じだ。髪の色だってこの瞳だって、背丈も星型のアザも、全部全部全部みんなジョナサンと同じだ。それなのに何故DIO、お前は何故おれをジョナサンじゃあないと言うんだ?どうして?おれはジョナサンと同じ血で、ジョナサンと同じ色で、なのにどうしてなんだDIO。何でおれを見てくれないんだ」

 

「くどい。同じことを何回も言わせるというのは無駄なことだ。わたしは一番”無駄”が嫌いということは分かっているだろう。貴様はこのDIOにとっての無駄でありたいのか?」

 

 

突然、バキリ、と鈍い音がした。わたしがその音につられ背を振り返る頃には、すでに承太郎が真後ろに立っていて、しっかりと着けていたはずの手かせの鎖はちぎれていた。承太郎の目を覗くと、悲しみにも怒りにも、はたまた憎しみにもおびていない、ただずっと暗い深緑のような、ダークグリーンにでさえ見える色になり。

 

奴のさっきのような負の感情の色は幾度となく見たことがあるが、こんなにも暗い色は初めて見る。承太郎が割れた鎖をジャラリと一つ鳴らせば、まさに精一杯と、わたしを離すまいという感じで抱きしめてきた。その様を見て、初めて承太郎に興味が湧いた。ほんの少し、こいつの体温の生ぬるさが、暗い瞳が、ツヤのある頭髪や、声音や……

面白く、滑稽に思えて。

やっと壊れたオモチャは、叩いて直っただろうかと。…いや、更に壊れた一方かもしれないが。

 

薄く尊重の意で微笑むと、わたしは無意識のうち唇を開けていた。

 

 

「承太郎。空条承太郎ジョジョの…ジョナサンの出来損ないよ。せめてわたしを満足に楽しませてみろ」

 

 

白魚のような手は、承太郎の黒く霞んだ髪を優しく撫で。

落ちたグラスの割れた旋律が合図に、二人が深くベッドに沈みこんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オチない。

この後は言わずもがなオラオラ(意味深)してると思います

あいさつ

はじめまして、chocoと申します。

暇つぶし程度の駄文やお陀仏絵を上げていったりする腐敗ブログなので、やおいやBLといった言葉を知らない純粋無垢な方や「腐女子死ね」という方には大変優しくない妄想を書き連ねた場なので、上記の条件に当てはまった!マズイ!と思ったらすぐお引き取りくださいませ。

 

以上を踏まえた上で問題ないという方は、よろしければ読み進めてやってください。

 

 

 

 

 

好きジャンル/キャラ、CP

JOGIO(1~5部):ディオ、DIO、波紋戦士、無駄親子 / ジョナディオ、ジョセシー、承DIO、花ポル、億トニ、仗噴、ミスフーなど

龍が如く:遥、力也、龍司、城戸ちゃん / 桐力、龍大、真大、冴城、秋谷

 

大半を締めて語るかもしれないジャンルを上げていますが、他にも知っている作品はあります。ハガレン、DB、H×H、幽白、るろ剣、ギャグ日などなど…

 

主食はディオDIO受け、如くでは舎弟受けなど。

ときどきリバも入ると思いますが、基本受け固定な人なのでお気をつけて。

こんな者でもお付き合い願えたらと思います。

それでは自己紹介はこれで終わりとさせてもらいます。

ありがとうございました!